みなさんお久しぶりです、きみのぶです! 本当にブログを全然書けていませんでしたね。
今年は激務中の激務だったり、謎の入院だったりですっかりタイミングを失い、今に至ってしまいました。 これからは気持ち新たに、気兼ねせず書いていきたいな、と思います。 そもそも入院も記事にすれば良かった
Association for Computing Machinery (ACM)
さてみなさん、Association for Computing Machinery、略してACM、ご存じですか? コンピュータ分野全般を対象にした、米国の国際学会で、日本語では計算機協会、計算機学会、米国計算機学会なんて呼ばれたりします。 この学会、会報や無料で読めるものもかなり充実しているのですが、実は$75を追加することにより「ACM Skills Bundle Add-On」をつけることができます。この「ACM Skills Bundle Add-On」、「O'Reilly Online Learning」というのが含まれており、なんとなんと、オライリーの本が読み放題です(2023年8月現在)。
本はブラウザやモバイルアプリで読めます。これがまた読みやすい。縦方向のスクロールでスラスラ読めます。読書体験としては最高の部類ですね。
スクリーンショットのように、日本語の本も200冊ちょっとありますし、英語の本に関しては何万冊もあります。 ちょっとそんなに読めないな…と思いますよね。オライリーはここからが凄い。
このたくさんの本から、横串検索できます。 本の種類から絞り込むことも可能です。
もちろん全てのオライリーの本が読み放題ではないのですが、そういう本もこの読み放題で無料で読めた分買いやすいですね。
他にも、オーディオブックとかオンラインコースとか、いろいろなものが利用できます。 それもそのはず、本来はこのオライリーの本読み放題サービス、もっと高額なのです[1]。それぐらいのサービス。一時期はACM会員へのオプションサービスは停止していたのですが、いつの間にか再開していました。嬉しい限りです。
ACMはとても開かれた組織で、参加資格はあまり厳しくありません。下記の二点のみです。
- ACMのPurposeに賛同すること
- 学士号、または同等の教育を受けている、もしくは2年以上のフルタイムでのIT分野での実務経験
Purposeはこちら。
ACM is dedicated to:
- Advancing the art, science, engineering, and application of information technology
- Fostering the open interchange of information to serve both professionals and the public; and
- Promoting the highest professional and ethical standards.
簡単に訳すとこんな感じでしょうか。
- 情報技術の創造、科学、工学、そして応用を進歩させる
- 専門家と公衆の両者のためになる、オープンな情報共有を醸成する
- 最高の専門性の標準と倫理性の標準を広め、促進する
実はこれは、まさに日々僕が「こういう風にしていきたいな」と思うことで。若干add-onに惹かれたとはいえ、今回ACMに入会出来たのは良かったかなと。
ACMに入り、O'Reillyを読み、その知見を共有する。これも立派なPurposeの実践だと思うので、これからは積極的にやっていこうと思います。
2023-08-23 20分
直接入ると、年間$500ぐらいします ↩︎